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体を温めるのは生姜ではなく、生姜を乾燥させた乾姜

nanairo

生姜(生薬名:生姜、学名:Zingiber officinale)は体を温めるものとして有名ですが、実は生姜を乾燥させることで作用が変わるんです。
どちらも体を温める効果がありますが、体の芯から温めるには生姜を乾燥させた乾姜(カンキョウ)の方が良いとされています。
今回はそれぞれの使い分けを解説します。

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生姜の特性

生姜は新鮮な根茎を使用し、発汗作用や消化促進作用があります。風邪の初期症状や胃腸の不調、吐き気に効果的で、体の表面を温める効果があるとされています。生姜はその新鮮な状態で、生のまままたは加熱して使用され、体の冷えを取り除くのに役立ちます。

乾姜の特性

乾姜は生姜を乾燥させたもので、より強力な温熱作用を持ちます。体の深部を温める作用が強く、特に冷え性や胃腸の冷えに効果的です。乾姜は血行を促進し、内臓機能を活発にすることで、体を内側から温める効果があるとされています。

生姜と乾姜の使い分け

  • 体の表面的な冷えや風邪の初期症状には生姜発汗作用があり、体の表面を温める効果が期待できます。
  • 体の深部の冷えや長期的な体調管理には乾姜体の内部から温める作用が強く、長期的な体調管理に適しています。

生姜も乾姜も、それぞれに特有の温熱作用と薬効があり、使用する状況や目的に応じて選ぶことが大切です。

乾姜は漢方に使用されているのでぜひ相談してみて下さい。

漢方ではなく生姜パウダーでも体の芯から温まるのでオススメです。
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岡野健太
岡野健太
けん@オンライン薬剤師
ドラッグストアに10年間勤務し調剤と市販薬販売を経験。現在はSNSやサイト運営、漢方相談を行いオンライン中心に皆様の健康をサポートしています。
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